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Hotspa 温泉

”安寿・厨子王の湯”

永保年間の話だという。奥州五十四郡の大守、岩城判官正氏が、ある者のざんげんによって築紫の国へ流された。その妻と安寿、厨子王という二人の子供は、父親を慕って築紫へ行く途中、越後の直江津で山岡太夫というひと人買いにだまされ、母は佐渡が島へ流され、子供たちは丹後へ売られてしまった。

丹後へついた姉弟は石浦の豪族山椒太夫の奴隷となって酷使されたが、その後厨子王丸はその屋敷を逃げ出し都へ上がり、関白師実の知遇を得て正道と名を改め、丹後の国守を命じられた。そしてその奴隷解放を行った。国守となった正道は、安寿と共に母を訪ねて佐渡へ渡り、島のあちこちを探し回った。安寿は下男を連れてようやく鹿野浦まで来たとき、浜辺から、

安寿こいしやほうやれほ

厨子王こいしやほうやれほ

鳥も生あるものなれば

追わずもたてようとうとうと

と鳥追い歌が聞こえてきた。これを聞いた安寿と厨子王は、

「あれは母の声に違いない。」

と、探していくと、みすぼらしい小屋の前に年老いた盲目の老婆が立っていた。この老婆こそ、二度と逢えないと思っていた、母親だった。その変わり果てた姿を見て、二人は涙を流しながら抱きつき

「母さん!安寿です!母さん!厨子王です!」

と泣き叫んだ。

佐渡の古い民謡に、

片辺、鹿野浦中の水飲むな

毒が流れる日に三度

母親の、見えない目から流れ出た涙が、川の中に流れ込んだためだと言われ、涙がきれいな水となり、その水が目に良いと伝説があります。それにちなんで、

”安寿・厨子王の湯”

と命名いたしました。

大浴場

地下1,500メートルからの湯を湛える大浴場。
きれることなくあふれる豊かなお湯は、あなたを優しく包み込んでくれます。
男女ともお風呂のタイプは一緒です。

当温泉の成分には、目にいいとされるホウ酸が37.2mgと大量に含まれ、そのほか手術後の療養中の方や、やけど・皮膚病にも良いとされるカロチン酸も多く含まれております。このような事から島の人々はもちろん、島外の皆様より広くご利用いただいております。

どうぞゆっくり湯浴をしていただいて旅の疲れ、日々の疲れをいやしていただきたいとおもいます。

 

■泉質

水素塩温泉アルカリ性低張性温泉

主成分:ナトリウム、塩化物炭酸

■効能

慢性婦人病・リマウチ・神経痛・五十肩・うちみ・慢性皮膚病・きりきず・虚弱児童・運動麻痺

露天風呂

天気のいい日には満点の星空と加茂͡湖にうつる月の明かりや街の明かりを眺めることが出来ます。運がよければ、朝に「朱鷺」に出会えるかもしれません。
佐渡でしか、この場所でしか味わえない景色とどこからか香る磯の香をご堪能下さい。
※季節によりご利用状況が変わります。

洗面所

各種アメニティやマッサージチェア、浄水器も完備してあります。
乾いた喉を潤し下さい。